小野小町の名言
夢と知っていたら、目を覚まさなかったのに
書き下しおもいつつ ぬればやひとの みえつらむ ゆめとしりせば さめざらましを
- 出典
- 『古今和歌集』巻第十二・恋歌二・552(題しらず)(905年頃)
- 確認
- 原典で確認原文が載っている資料で、該当する箇所を確かめました。確認した資料
この言葉の背景
「恋しい人を思いながら眠ったから、あの人が夢にあらわれたのだろうか。夢だとわかっていたなら、目を覚まさずにいたのに」という歌です。『古今和歌集』の恋歌二の巻頭に置かれ、続けて小町の夢の歌が三首並びます。会えない人を夢で待つ、平安の人々の夜の過ごし方がうかがえます。
今日の生かし方
会いたい人のことを考えて眠れない夜は、その人と過ごしたよい場面を一つ思い浮かべながら目を閉じてみてください。夢に出てくるかどうかは、眠りにまかせてしまいましょう。