きらめくあの星々よりも天上のものに思えるのは、夜がわたしたちのうちにひらいた、限りない眼だ。その眼は、数知れぬ星の群れのいちばん淡い星よりも遠くを見る。光がなくても、愛する心の深みを見とおす。その深みは、より高い空間を、言いようのない歓びで満たしている。

ノヴァーリス『夜の讃歌(Hymnen an die Nacht)』
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ノヴァーリスの名言

夜がわたしたちのうちにひらいた、限りない眼

原文(ドイツ語)

Himmlischer, als jene blitzenden Sterne, dünken uns die unendlichen Augen, die die Nacht in uns geöffnet. Weiter sehn sie, als die blässesten jener zahllosen Heere — unbedürftig des Lichts durchschaun sie die Tiefen eines liebenden Gemüts — was einen höhern Raum mit unsäglicher Wollust füllt.

出典
『夜の讃歌(Hymnen an die Nacht)』第一の讃歌(1800年(『アテネーウム』誌))
確認
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訳
日本語訳:名言の栞

この言葉の背景

婚約者ゾフィーを15歳で亡くしたノヴァーリスが、その墓の前での体験をもとに書いた散文詩の連作の第一歌です。昼の光を讃えたあと、詩人は夜へと向きを変え、目に見えるものが消えた暗闇でこそ、心の奥や愛する人がはっきり見えてくると歌います。

今日の生かし方

眠れない夜は、無理に明かりをつけてスマートフォンを見る代わりに、暗いまま目を閉じて、大切な人の顔を一人ずつ思い浮かべてみてください。夜にしか見えないものを見る時間にします。

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