災難に逢ふ時には、災難に逢ふがよく候。死ぬる時節には、死ぬがよく候。是はこれ、災難をのがるる妙法にて候。

良寛『山田杜皐宛の書簡(三条地震の見舞い)』
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良寛の名言

災難に逢う時には、災難に逢うがよく候

出典
『山田杜皐宛の書簡(三条地震の見舞い)』『良寛の書簡集』(恒文社、1988年)などに収録(1828年(文政11年))
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この言葉の背景

1828年に越後の三条あたりを襲った大地震のあと、70歳を越えた良寛が、与板に住む親しい友人の山田杜皐に送った見舞いの手紙の一節です。突き放した言葉に見えますが、起きてしまったことから逃れようともがくより、そのまま受けとめるほかに心の安らぐ道はない、という禅僧の覚悟が書かれています。写しや本によって「逢ふ時節には」とする形もあります。

今日の生かし方

どうにもならない出来事を前にしたら、「いまはそういう時なのだ」と一度口に出してから、今日できる小さな手当てを一つだけ選んでください。

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