仲間たちよ、わたしたちはこれまでにも苦しみを知らなかったわけではない。もっとつらいことを耐えてきた者たちよ、神はこのことにも終わりを与えてくださるだろう。……気持ちを取り直し、沈んだ恐れは捨てよう。いつか、このことさえ、思い出して楽しくなる日が来るだろう。

ウェルギリウス『アエネーイス』
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ウェルギリウスの名言

いつか、このことも思い出になる

原文(ラテン語)

O socii (neque enim ignari sumus ante malorum), / o passi graviora, dabit deus his quoque finem. / … / revocate animos maestumque timorem / mittite; forsan et haec olim meminisse iuvabit.

出典
『アエネーイス』第1巻 198〜203行(前29〜前19年)
確認
原典で確認原文が載っている資料で、該当する箇所を確かめました。確認した資料
訳
日本語訳:名言の栞

この言葉の背景

トロイアを逃れたアエネアスの船団が嵐に遭い、わずか7隻でアフリカの浜にたどり着いた場面です。アエネアスは、怪物スキュラの岩場やキュクロプスの島を越えてきたことを思い出させて仲間を励まします。このすぐあとには、彼が顔には希望を装い、苦しみを胸の奥に押しこめていたと語られます。

今日の生かし方

ひどい一日だったら、日付と出来事をメモに一行だけ残しておいてください。何か月かたって読み返したとき、「これも越えてきた」と思える記録になります。

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