小さき者よ。不幸なそして同時に幸福なお前たちの父と母との祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ。前途は遠い。そして暗い。然し恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。行け。勇んで。小さき者よ。

有島武郎『小さき者へ』
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有島武郎の名言

恐れない者の前に道は開ける

出典
『小さき者へ』結び(1918年(「新潮」1月号))
確認
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この言葉の背景

1916年に妻の安子を結核で亡くした有島が、母を失った三人の幼い息子に宛てて書いた短編の結びです。母の闘病と死を振り返り、いつか大きくなった子どもたちが読む日を思って、人生へ送り出す言葉で締めくくっています。

今日の生かし方

先が見えなくて怖いことがあれば、「前途は遠い。そして暗い。」とまず認めて紙に書き、そのうえで今日の自分が踏み出せる一歩を一つだけ決めてみてください。

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