山の動く日来る。かく云えども人われを信ぜじ。山は姑く眠りしのみ。その昔に於て山は皆火に燃えて動きしものを。されど、そは信ぜずともよし。人よ、ああ、唯これを信ぜよ。すべて眠りし女今ぞ目覚めて動くなる。

与謝野晶子『そぞろごと』
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与謝野晶子の名言

山の動く日来る

書き下しやまのうごくひきたる。かくいえどもひとわれをしんぜじ。やまはしばらくねむりしのみ。そのむかしにおいてやまはみなひにもえてうごきしものを。されど、そはしんぜずともよし。ひとよ、ああ、ただこれをしんぜよ。すべてねむりしおなごいまぞめざめてうごくなる。

出典
『そぞろごと』『青鞜』創刊号所収、第一節(1911年9月)
確認
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この言葉の背景

平塚らいてうらが女性の手だけで創刊した文芸誌『青鞜』の創刊号に寄せた連作詩の第一節です。眠っているように見える山も、昔は火に燃えて動いていた、と語りかけ、長く声を上げられずにいた女性たちがいま目覚めて動き出すのだと告げています。

今日の生かし方

「どうせ変わらない」と思いこんできたことを一つ書き出し、それを動かすために今週できる小さな行動を一つ決めてみてください。

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