あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ちさらでのみ住みはつるならひならば、いかにもののあはれもなからむ。世はさだめなきこそいみじけれ。

兼好法師『徒然草』
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兼好法師の名言

世は定めなきこそいみじけれ

出典
『徒然草』第七段(1330年頃)
確認
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この言葉の背景

墓所あだし野の露も、火葬の地鳥部山の煙も消えることなく、人がいつまでも生きつづけるのなら、しみじみとした情趣もないだろう。この世は定めがないからこそすばらしい、という段です。続けて、かげろうや蝉の短い命と比べ、長生きへの執着を戒めます。

今日の生かし方

終わってしまったこと、変わってしまったことを惜しむ日は、続かなかったからこそ心に残った場面を一つ思い出してください。今日の夕方の空も、二度と同じものは見られません。

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