師父がた、わたしは考えるのです。「地獄とは何か」と。そして、こう思うのです。「もはや愛することができないという苦しみである」と。

フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟(Братья Карамазовы)』
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フョードル・ドストエフスキーの名言

地獄とは、もう愛せないという苦しみ

原文(ロシア語)

Отцы и учители, мыслю: «Что есть ад?» Рассуждаю так: «Страдание о том, что нельзя уже более любить».

出典
『カラマーゾフの兄弟(Братья Карамазовы)』第2部第6編第3章「ゾシマ長老の談話と説教より」のうち「地獄と地獄の火について、神秘的な考察」(ナウカ版15巻選集 第9巻 361ページ)(1880年)
確認
原典で確認原文が載っている資料で、該当する箇所を確かめました。確認した資料
訳
日本語訳:名言の栞

この言葉の背景

死を前にしたゾシマ長老が語った言葉を、弟子のアリョーシャが書きとめたという形で置かれた説教の一節です。長老は地獄を、火や責め苦の場所としてではなく、地上で与えられた愛の機会を拒んだ者が、もう愛せないと知る心の苦しみとして語っています。

今日の生かし方

「いつか言おう」と思っている感謝や謝罪を一つ選び、今日のうちに伝えてみてください。愛する機会は、先延ばしにするほど手が届きにくくなります。

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