「もう眠るな! マクベスが眠りを殺した」と叫ぶ声が聞こえた気がした――罪のない眠りを。もつれた心配の糸をほどいて編み直してくれる眠り、一日一日の命の終わり、つらい労働のあとの湯浴み、傷ついた心の薬、大自然が出してくれる二皿目のごちそう、命の宴でいちばんの滋養を。

ウィリアム・シェイクスピア『マクベス(Macbeth)』
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ウィリアム・シェイクスピアの名言

眠りは、もつれた心を編み直す

原文(英語)

Methought I heard a voice cry “Sleep no more! / Macbeth does murder sleep”—the innocent sleep, / Sleep that knits up the raveled sleave of care, / The death of each day’s life, sore labor’s bath, / Balm of hurt minds, great nature’s second course, / Chief nourisher in life’s feast.

出典
『マクベス(Macbeth)』第2幕第2場47〜52行(フォルジャー版)(1606年頃)
確認
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訳
日本語訳:名言の栞

この言葉の背景

王ダンカンを寝室で刺し殺した直後のマクベスが、血のついた手のまま妻に語るせりふです。眠りの恵みを次々に数え上げるほど、それを自分の手で失ったことがはっきりし、このあとマクベス夫妻は本当に眠れなくなっていきます。

今日の生かし方

眠れない夜は、今日の心配ごとを紙に三つだけ書き出し、「続きは朝の自分に任せる」と書き添えてから灯りを消してみてください。

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