踊るときには踊り、眠るときには眠る。それどころか、美しい果樹園をひとりで散歩しているときでも、しばらく考えがよそごとにさまよったなら、また別のしばらくのあいだに、その考えを散歩へ、果樹園へ、このひとりの時間の心地よさへ、そして自分自身へと連れもどす。

ミシェル・ド・モンテーニュ『エセー(Essais)』
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ミシェル・ド・モンテーニュの名言

踊るときは踊り、眠るときは眠る

原文(フランス語)

Quand je dance, je dance ; quand je dors, je dors ; voyre et quand je me promeine solitairement en un beau vergier, si mes pensées se sont entretenues des occurences estrangieres quelque partie du temps, quelque autre partie je les rameine à la promenade, au vergier, à la douceur de cette solitude et à moy.

出典
『エセー(Essais)』第3巻第13章「経験について(De l'expérience)」(1588年)
確認
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訳
日本語訳:名言の栞

この言葉の背景

『エセー』全巻の最後に置かれた章の、終わり近くの一節です。腎臓結石に苦しんだ晩年のモンテーニュが、人生を急いで通り過ぎるのではなく、いま味わっていることを味わいつくすのが生きる知恵だと語る流れのなかにあります。

今日の生かし方

今日の休憩のうち一回だけ、スマートフォンを置いて、飲みものの味や窓の外の景色だけに気持ちを向けてみてください。考えがそれたら、責めずにまた戻せば十分です。

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