茶の道は、本質において、不完全なものを敬う心である。人生というこの不可能なもののなかで、なにか可能なことを成しとげようとする、やさしい試みなのだから。

岡倉天心『茶の本(The Book of Tea)』
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岡倉天心の名言

不完全なものを敬う

原文(英語)

It is essentially a worship of the Imperfect, as it is a tender attempt to accomplish something possible in this impossible thing we know as life.

出典
『茶の本(The Book of Tea)』第1章「人情の碗(The Cup of Humanity)」冒頭(1906年)
確認
原典で確認原文が載っている資料で、該当する箇所を確かめました。確認した資料
訳
日本語訳:名言の栞

この言葉の背景

天心がボストン美術館に勤めていたころ、ニューヨークで英語で出版した『茶の本』の書き出しの段落です。茶道を「日々のありふれた暮らしのなかに美を見いだす」営みと紹介したうえで、その核心を「不完全なもの」への敬意だと言い切っています。

今日の生かし方

今日の仕事や家事で「完璧ではないけれど、これで十分」と言えるものを一つ決めて、手を止めてみてください。欠けたところに味わいがあると考えてみます。

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